2001-06-12 言葉‐3 >届かない言葉に、意味はないああ、そうかもしれない。発せられた言葉の大半は届かないまま消えていく。でも、それでもその言葉のなにかしらは、ほんのわずかの欠片か残影かは、誰かの心に残るのだ。その言葉を受け止める気のない相手の心の中にも。それがなにかを生み出す事は、今はないかもしれない。けれども、発する事と発しない事と。それはまったく同じではないのだ。無駄ではない。意味がなくはない。