あの震災から８年が経ったのか。呆然としつつ、ニュースをみる。もう、というべきか、まだ、というべきか。

可哀想で不幸な人がいる。自分は死んだ方がマシな程、不幸だという人がいる。この夏、彼女は夫を亡くした。最愛の夫に依存してきた彼女は、いま、どうやって生きていったらいいのか、見当がつかないという。「貴女はご家族と一緒に住んでいるの？」と、彼女…

今日は仕事が休み。人は休日をどう過ごすのだろうか。ここ半年ばかり、私にとって休日とは、真っ昼間から酒が飲める日、という意味しかなくなっている。やらなくてはならない事は、沢山ある。それらをみな放り出して。朝も昼もなく、一日中酒をあおっている。

「長く勤めて下さいね」と、今の会社で再会したある社員さんに、以前言われたのだけれど。ごめん。長くは保たないかも。だって。私の能力を評価していない、私の事を必要ないって言っている会社で、どうしてそんな、長く勤めていられるっていうの。お給料だ…

会社に新しい社員さんが来た。つまり、いくらベテランでも、私の事を会社は要らないって事だ。いいように使えるアルバイトでならともかく、社員としては必要ない。その程度にしか、私の事を評価していないって事だ。やる気がまた、著しく低下。

色々な事が頭から抜け落ちている。大切な事。これまでとても大切にしていて、絶対に忘れなかったような事ども。それを忘れてしまっていて、人の話を聞いて思い出す。記憶力が、目に見えて低下していっている。それも、色々な事に支障をきたすようなレベルで。

つくづく感じる。移ったばかりの今の職場の人たちは、私の力を認めてくれている訳ではない。共に並んで働く事がないので、私の仕事ぶりを見る機会がないから仕方がないのかもしれないけれど、まったくのド新人扱い。私の経歴書も見ていないのだろう。言葉の…

とはいえ。ひと様に迷惑をかけないように、と思うと、消えるにもいろいろと手順が必要で。いま欲しいのはお金。住所を変えられるだけのお金が欲しい。そうしたら問題なく、分籍もできる。そして、もうひとつ。睡眠薬。病院に行ったら手に入るが、時間がなく…

人を思うようにする事はできないので。だから「私」が消えるしかないと思う。いつもそう思う。いつも。「私」が居なくなればいいのだと。「私」が消えようと。そう思う。その点では、幼い頃から私は何一つ変わっていない。誰かを押し退ける力なんて、私には…

あなたには、殺したいほど憎んでいる人って、いますか？生きる価値のない私が生きていくために、その引き換えにしてもいい人なんているのかと思いつつ。でも、私にはいま、私の目の前から消したい人がいます。

もう疲れた。何も考えたくない。

苛立ちは少し落ち着いてきた。マリッジブルー、、、ならぬ、ニューイヤーブルーだったらしい。正月過ぎ、世間が次第に日常生活に戻るのと同時に、私の気持ちも普段に戻りつつある。独りで生きていくという事は、このような事の繰り返しなのだ。家族のいる人…

あの砂漠の国で、また戦争が起こるのかという事。思えばあれから12年が経ったのだ。

気持ちが落ち着かない。始終イライラ。睡眠薬。安定剤。何でもいい。このイライラを落ち着かせてくれるのならば、忘れさせてくれるのならば何でもいい。そして、酒に逃げる。酒の臭いをさせながら仕事に向かう。酒を片手に家路に向かう。何も言わないだけで…

道を歩く。目に入るゴミ箱を蹴り飛ばしたい衝動に駆られる。缶ジュースを飲む。飲み終わった缶を、何処かそこらの家の窓に向かって投げつけたい衝動に駆られる。何もかも無茶苦茶にしたい。裸の拳で塀を殴りつけ、路上に停まっている車のドアを蹴りつけ、世…

普段と何一つ変わる事無く飯を食い、仕事をし、そして眠る。

自分の存在を消してしまいたくて仕方がない。睡眠薬が欲しい。何も考えなくて済む薬が。何も考えずに、すべてを終わらせてしまいたい。

精神的に疲労困憊。けれども、怒りのエネルギーが身内を焼いている。放っておいて。お願い。私を放っておいて。