未来なんて信じない

「Kooさんは焦り過ぎなんだよ。どうしてそんなに急いで結果を求めようとするの?
 もっとゆっくりでいいんだよ」

今の会社に入社してから繰り返し言われた言葉。

焦っている?
私が?

そんな風には思っていなかったのだが、
「一年、二年先まで結果を待ってもいいじゃない」
と言われて気付いた事がある。
私は一年先に自分が存在する事を信じていない。
一年先、二年先の私を想像できない。

それが誰か他人の事であるのならば、結果を待とう。
一年先、二年先、あるいはもっと先の未来に結果が出る事を期待して、種を蒔こう。
でも、それが私自身の事であるのならば。
「今」変わらないのならば意味がないと。そんな風にも思えるのだ。