パイプオルガン・コンサート

8月1日には、パイプオルガンのコンサートに行った。
3時代の曲を聴き比べるという趣向。
非常に興味深かったし、音の奔流を楽しんだ。

ただ、残念だったのは、コンサート慣れしていない人間が会場に多く、それが非常に騒がしかった事だ。
係員に撮影禁止だと注意されても、デジタルカメラや携帯カメラで撮影をしている、非常識な大人達。
演奏に飽き、演奏中でもばたばた身動きをしたり、パンフレットをがさがさする子供達。
隣の席の子供連れの手遊びの物音は注意をして止めてもらったが、身動きの音まではどうにもならない。

子供向けイベントならばともかく、子供を一般のコンサート会場に連れて行く事には、反対する。
連れてこられている子供達だって、ぜんぜん楽しそうに見えない。

好きでもない音楽を聴いているのならば、楽しくなんかないだろう。
子供は楽しくないから飽きているように見えるし、満足をしているのは親だけとしか見えない。
それに、公共の場では、その場にふさわしい態度というものがある。
それをわきまえない人間がいると、周囲には迷惑だ。
連れて行くのならば、落ち着いてコンサートを鑑賞できる態度を身に付けさせてからにすべきだと思う。
子供が騒がないかを気にしている親だって、コンサートを楽しめないだろうに。

良い音楽を聴かせたいのならば、CDでもできる。
外に連れ出すのならば、外に連れ出せるだけのしつけをしてからデビューさせてくれ。