中秋の名月。満月の祈り
どうにも気になり、ヒーラー仲間(先輩)である方と一緒に、祈りの旅に行かせていただいた。
私はヒーラーであるにもかかわらず、これまでヒーラーである自分を認めず、可能性を否定してきた。
長く、科学者としての教育を受けてきており、自分自身でそれに対しての信頼もあり、科学で証明できないことは否定してきた。
しかし、逃げていてはいけないとわかってしまった。
自分自身は、確かにヒーラーなのだと。
望むと望まないと、確かに自分はヒーラーだ。
運命という言葉は好きではないが、とにかく自分はヒーラーであり、その自分とどう付き合っていくかを考えなくてはならないのだ。
一日、祈りに費やした。
大きくは三ヶ所で、祈りを捧げた。
その他にも気になったポイントで、数えきれない程の祈りを捧げた。
祈りに捧げた一日。
これまでは、自分自身に言い訳をしてきた。
だって、私は超常現象的、感覚を持たないから。
あっちの世界のものが見える訳でも聞こえる訳でもないし。
それに、あっちの世界の事。何も知らない。本も何も読んでいないし。
そんな私が、ヒーラーと名乗れはしない。と。
でも。
この感覚は。
荒ぶる神のプレッシャー。
聖なる海の加護。
癒し浄化する力のプレッシャー。
その鮮烈さ。
見えなくても、聞こえなくても、感じる。
その感覚。
覚悟を決めなくてはならないと、わかった。
言い訳をいくらしていても、神事を行っている、巫女なる自分。
その自分を認めよう。
私は、ヒーラーだ。
癒し手を戴き、それを使う。
大きな力の通路。
神の遣い手。