今日観た映画 『愛と青春の旅立ち』

『愛と青春の旅立ち』

リチャード・ギア演じる、海軍士官養成学校訓練生と、デブラ・ウィンガー演じる地元工場の工員との、青春恋愛映画。

この映画は、誰も信じられなかった青年が訓練をとおして友情や愛を知っていく過程や、訓練教官の海兵隊軍曹とのやりとりなどが見所なんだろうけれど、ラスト、ギアが制服姿で工場にウィンガーを迎えに行くシーンで、作品のトーンが「(よい結婚を夢みていた女性が将来性のあるの男性と結ばれる)おとぎ話」になってしまう。
その前のシーンの、卒業式の後に階級章(?)を軍曹に返すシーン(これにより訓練生の階級は、軍曹より上になる、印象的なシーン)とか、新しい訓練生を迎えた軍曹が早速通過儀礼の撃をとばしているそばをギアが通りすぎるシーンとか、よいシーンはいろいろあったのに、ラストシーンが全てを台無しにした。と私は思う。
評判のいいシーンだったらしいが、私は陳腐だと思う。

デブラ・ウィンガーの母親役の女優が、ツイン・ピークスのローラ・パーマーの母親役の人に見えるが、同じ人?
それだけが気になっている。