『ベルサイユの子』
フランスはベルサイユの森に住んでいる、ホームレス達。
たまたま森で出会った男に、未婚の母は幼い子を捨てて去る。
子を捨てた母は、老人福祉施設の介護士として勤務をはじめ、感謝をされ喜びを感じ、心身共に自立をしていく。
一方で捨てられた子は男に身を拭われ、食べ物を与えられ、ついに書類上の父にまでされる。
そして数年。
その男にも捨てられた子の元に、母からの手紙が届く。
何度も捨てられた子の思いは、描かれない。
たたひとつ、成長する子に教育を受けさせようと街に帰った男に、「森に帰りたい」と言った以外は。
後に引く映画。