無意識の世界‐2

笑えたのは。笑ってしまったのは。夢とはいえ、思考経路が私らしかったから。
「私の」夢だから当然なのだが、「私」がするであろうと当然思える行動。

そう。私は期待をするのが恐い。
期待をして、夢をみて。そしてそれが裏切られるのが恐い。
がっがりしないように。がっかりしないように、自分を事前に防護する。

だって…。

期待をしなかったら。
「それ」の事を、最初から手に入るものだとは思っていなかったら。

そうだったら、手に入らなくても。
悲しくは、ないもの…。