白髪

鏡を見たら、髪の毛の半分が白髪になっていた。
顔は変わらず三十代のままなのに、髪の毛は白と黒の毛の混ざる初老の髪。
そのバランスの悪さ。

ストレスが溜まっている自覚はあった。
けれども、こんなになる程とは。
このようになる理由は、他に思い付かなかった。
驚愕し、鏡を見つめたまま動けなかった。

身動きできないまま時間がたち。
そして、目が覚めた。
夢だった。