アルバイトと社員との違い

アルバイトと社員では与えられる仕事が違う。
「社員にしか出来ない仕事」というのが必ずあり、アルバイトには「アルバイトでもできる仕事」が与えられる。

アルバイトには仕事でステップアップする機会が奪われがちだ。
社員ならば年数が経つと、あるいは昇進をすると与えられる仕事の質が変わってくるが、アルバイトはまず変わらない。
また、社員にだけ与えられる業界の情報というものもあるし、研修にも進んで参加をさせてもらえるし、そもそも社員のみが対象の研修というものも多くある。

アルバイトでは社会的な信用も得られない。
クライアントからは重きを置かれないし、アパートを借りる時などにも断られる。

アルバイトと社員では収入がまるで違う。
年収が違うだけでなく、有給休暇、社会保険雇用保険など、社員でしか得られないメリットは多い。

その他にも沢山ある「アルバイトと社員との違い」。

それなのに、社員になりたいという私の希望を知ると、私がまるで対面だけ気にする人間かのような反応をする「社員」たち。
趣味の習い事をして、有給休暇をとってボーナスのお金で旅行に行き、貯金もして将来に備える事ができる人々が、そんな余裕もなく、アルバイトを掛け持ちしてさえ生活費にも欠くほど困窮している私を余裕で笑う。
「Kooさんって頑張り屋さんだね。少しは休んだら?」と。

貴女たちに何がわかるというの?