同じ道ではないけれど、でも、一緒に歩いていこう

少し寂しい事。
それは、この春から私の心身の調整をしてくれ、そして今回のこの大きな変動への道を紹介してくれた「担当医」との別れ。

正確には別れとは違うかもしれない。
彼女は変わらずいるし、今後も私が治療院の扉を叩けば優しく歓迎をしてくれるだろう。
でも、私はもう彼女の助力を必要としていない。
その事がわかってしまった。

ある人に「学年がかわると、先生もかわる」という話をされて、どきっとした。
その言葉は彼女、私の「担当医」との別れを意味していたからだ。
「Kooさんは一つ上のレベルにあがってしまった。だから、もう彼女の導きは必要ないんだよ。彼女には『これまでありがとう』と感謝をすればいい。でも、彼女に教えてもらう事はもうない。寂しいかもしれないけれど、不安かもしれないけれど、彼女の元を去る時なんだよ」

そして私も気付いてしまった。
今の私は、彼女の助けの必要を感じていない。

人生のクラス変え。
でも、これで彼女との縁が切れたわけではない。
これからも一緒に過ごす機会は多いだろう。
ただ、向かうゴールは一緒でも、道が違う。

これまでありがとう。
貴女に助けてもらってばかりだったけれど、これからは一緒に歩いていこう。
同じ道ではなくても、距離が遠くても、でも、歩き続けている限りは一緒に歩いているといえると思う。
だから、一緒に歩いていこう。