年末年始TV特番

子供時分から年末年始のTV特番には興味がないが、今年は紅白が見たかった。
理由はマツケンサンバ
ある個人サイトに載っていた「生マツケンサンバ」の感想や、雑誌の記事、CDのジャケット等をみてから、どうしてもマツケンサンバが見たくなった。
音を聞くだけではなくあの舞台が見てみたい。
しかも今回は紅白。
アイドルと演歌歌手と、生温くて寒さと紙一重のお笑い満載の紅白に、マツケンサンバ
舞台いっぱいに異世界が繰り広げられる事は想像に難くない。
ああ…見たい見たい見たいっ!と叫んでみるが、我が家には肝心のTVがない。
そこで、リアルタイムで某匿名掲示板(笑)に貼付いた。
おかげで実物を見ないまでも状況を知る事ができ、満足。
今は、マツケンサンバの瞬間視聴率が知りたくてたまらない。

もう一つ、年始の特番といえば、ウィーン・フィルニューイヤーコンサート
今年はスマトラ沖地震の被災者へ配慮をし、ラデツキー行進曲を演奏しなかったそうだ。
記事によると、今年は指揮者のロリン・マゼール氏らから「被災者が苦しんでいる中でそぐわない」との声が出たため、美しく青きドナウでしめくくったとの事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050102-00000004-kyodo-ent

ウィーン・フィルニューイヤーコンサートは毎年の決まった行事だし、古典室内楽が好みの私には魅力的ではないので改めて見たいと思いはしないが、あの辺りの軽快な曲は父が好きなので、実家にいた頃はいつもTVのスイッチが入っていて、私の耳にも入ってきた。
ラストのラデツキー行進曲の演奏は、いわば水戸黄門の印籠みたいな決まり事、又は儀式で。
演奏までの時間を色々な挨拶等の演出で引っ張っても、どうせラストはラデツキー行進曲に決まっていると分かっているし、分かっているからこそ演奏が始まるとホッとするしあの明るい曲にニコニコする。
確かに被災者を思うと、笑顔と手拍子の中であの軽快な曲を演奏するのはそぐわないかもしれない。
けれども、こんな苦しくて辛い時だからこそ、毎年毎年行ってきた演奏は変わらずして欲しかったと、少し寂しく思う。

ところで調子が悪くなった冷蔵庫だが、もう少し保ちそう。
…という事にして、しばらく様子を見る事に決めた。