鳥頭。ああ鳥頭

パコ・デ・ルシアはよかった。
大きな箱での公演なので、どうかと思っていたが、マイクを通した音が気になったのは最初のうちだけ。
すぐに気にならなくなった。

ソロもよかったが、パーカッションやカンテとのセッションもいい。
手拍子と足踏みと。そして時々入る間の手。
土地に根ざした音楽だと、つくづく感じた。

ぐだぐだと、なめくじのように這っていたこの2ヶ月だったが、ここにきて活動的に生活を楽しむ事を思い出した。
さあ、あとは今月末のクラシックコンサートが待っている…と、楽しみにして、チケット予約のメールを見直すと、コンサートの日付けがなんと20日。もう過ぎている。
30日と思い込んでいたのだ。
そういえば当初、平日だから行けるかなあ、と迷っていたのを、おぼろげながら思い出す。
なのにいつの間にか、30日と思い込んでいた。

せっかくの来日公演がパア。
チケット代、一万円も、パア。
楽しみに、楽しみに待っていたのに、パア。

20日って、何をしていた日だったかな…と、思い返すと、買ったばかりの水着を置き忘れて無くした日だった。
二重に凹む。