地震と変容

夕方、短くも大きな地震があり、自宅や近所の家でも棚のものが落ちるなどの被害がでた。

日頃、あまり「感じる」事のない私だが、金曜の夜から落ち着かず、瞑想や祈りに何度か入るという普段しない行動をする一方、mixiやその他のサイトにて、祈りに関するトピックを片っ端から探して読むなどしていた。
今日も元々本当は外に出る予定だったのが、予定を変更して家でずっと祈っていた。

満月の所為で精神が不安定になっているのだと思おうとしていたが、mixiにてインドのアマチの祈りの呼びかけを知り、またここのところの自分の行動を考えると、これだったのかと、ここにきて思い至った。

とても怖くて仕方がない。
私が変わっていくのも。
私が変わる事により私の周りの世界のあり方が変わってしまうように思えるのも。とても不安で仕方がない。
世界が元よりどんどん変化をしていっているのも、私の不安を煽る。
多くの人たちが、世界が変化の時代を迎えていると、異口同音にいっていたその意味が、今日、実感としてわかってしまった。
泣きたいくらいに怖い。

怖くて怖くて、先輩ヒーラーのS氏に不安を訴えるメールをする。
でも、きっとみんな不安なのだ。
不安な中、手探りで歩いていくしかないのだろう。

今。祈ることしかできないので祈っている。
でも、自分のなかに渦巻いているものを出すのに、まだ足りない。十分でないと言う声がしきりとする。
それが知識なのか技術なのか。それともその両方か。あるいはまったく別の何かか。それはわからないが、未熟な自分をいまほど歯がゆく思った事はない。

これから、私は色々な修行を積んでいかなくてはならないのだろう。
手探りで、よちよちと。
師匠のTFの言葉が思い出されてならない。

ヒーラーになるのは、とても厳しい道のり。
誰しもが歩めるものではない。
自分にとって一番大切な何かと引き換えにする。それだけの覚悟が必要。