大学時代の夢

大学時代の夢をみた。

夢の中では、私は実家から大学に通っていて、そして学校と合わず、体調を崩して行けなくなっていた。
久しぶりに学校に行くものの、久しぶりすぎて、何時間目にどこの教室で何の授業をやっているのかわからない。
授業を聞いても、何をいっているか理解ができない。

早く学校を辞めたいのにそれができない。
続けよう、ここで頑張ろうとしても心身共に限界。
そんな、袋小路に陥っている夢だ。

夢から覚めて思い出したのだが、この夢は過去に何度かみた夢だった。
現実とは微妙に違うけれど、陥っている状況は同じ。
この夢を、大学卒業後、何度かみた。
ただ、今日の夢はこれまでの夢と違っていて、最後の方、私は親に訴えていた。

このまま大学にいても、授業もわからないし、そんなでは卒業も危うい。
(卒業後、皆が当たり前に目指す)資格試験にも受からない。
このまま大学にいる意味はないと思う。
それよりも、就職するなり、どこか他の(私が興味を持っている)大学に編入する方が、はるかに有意義ではないか。

そう、親に訴えている私がいた。

もちろん、そんな話に耳を傾ける人たちではないので、聞き流されたり諭されたり、取り合ってはもらえない。

困ったなぁ。どうしたらわかってもらえるんだろう。
そう、途方にくれているところで目が覚めた。

現実には。
私は何とか卒業できた。
資格はもちろん取れなかった。
資格を取ってこそ意味のある、専門学校のような大学だったので、全くもって、意味がなかった。(学んだことが、全く役に立たなかったとは言うつもりはないが)

親の意に背いたら、そこで関係が壊れて縁が切れる。
そんな親不孝な事をしては彼らが可哀想だからと。
そう思ってそこまで耐えていたのに、結局親の期待に答えられなかったために、親から縁を切られてしまったので、その点でも全く意味がなかった。

それにしても。なぜいまになってあんな夢をみるのだろう。
いまの自分を肯定的にみられ、自信をもち、受け止められるようになった、いま。

これまで置いてきた親との関係に、また目を向ける時期なのかもしれない。