ジャズ&シャンソンライブ

友人の出演するライブに出かけた。

今日は着物。
着てあげないと可哀想なので、今年はなるべく着物で出歩く事にする。
夏の着物を持っていないので、夏を除いてね。

準備のとき、足袋はみつからないわ、紐はみつからないわで、少し慌てる。
紐は、腰紐と伊達紐1本ずつが辛うじてみつかったので、その2本だけで着付け。
具体的には、長襦袢を腰紐で止め、その上に長着を着て、いい加減に手で押さえながら長襦袢の紐を外し、それでそのまま長着を止める…といった具合。

着物は半年ぶりだけれど、手がちゃんと覚えていて、さっさと着れるし着崩れもしなかった。
わーい。

ライブはよかった。
ジャズ、スィング&シャンソンという取り合わせ。
ジャズパートを歌った男性歌手が、また良かった。
録音より生だよね…と、生の魅力に改めて開眼した。
あと、外国の唄を上手に歌う日本人歌手は多いけど、発音・リズムひとつ取っても、現地人(笑)には敵わない部分あるのかもと、チラリ思った。

終わった後は、知人と会食。
銀座のライオンに。

初めて行ったけれど、素敵な内装。
ガタガタする古い木のテーブルに、高い天井。
壁を飾るモザイク画。
父が幼少の頃の、昭和の建築。
感慨深く、子供のように見回した。

帰宅途中に、日本橋高島屋に。
幼稚園の頃、家族で買い物に来たデパートがどこか、ようやくわかった。

色々と、印象深い一日。