ごたごた-2

本当は17日に起こった事だが、書いた順番から19日の日記に書いておく。
バイトでのごたごたに附随する事。

家族問題。

うちの家族は私の仕事に反対だ。
だからこれまで様々な否定と反対にあった。
それを撥ね除けるのは、私にとっては大きな壁だった。
ずっと、自分の気持ちを押し殺して家族の気持ちを優先してきたから。
「そうしなくてはいけない」「そうしないのは人としての道に外れる事だ」と、ずっと思い込まされてきていたから。

それに対してはじめて反抗した。実行まで時間はかかったけれど、家族には信じられない事だっただろう。
しかも、正社員でなくてアルバイトだ。
正社員雇用の枠がほとんどない業界だから仕方がないが、家族にとっては納得がいかない事だろうし、心配もあるだろう。反発も大きい。
親戚にも私の現在の仕事は秘密だ。
まだ、前の職場で仕事をしている事になっている。

そんな心理状態の家族だから、今回のシフトの突然の変更(←半ば打ち切り)を話すのには私の方で心の準備がだいぶ必要だった。(苦笑)
しかし、いつまでも内緒にはしてはおけないので実家へ電話。
電話を受けたのは母で。当然のように干渉。
簡単に予測はついていたけれど、実際に受けるとうざったい。

娘が大変な事になっているのがわかっていて。
その大変な事態に本人は立ち向かおうとしているのに。
どうしてそこで水をさすかなあ。
いえ、貴女がそういう人だって事はわかっていたよ。
応援をしなくていいから、せめて足を引っ張るなんて真似しないでくれなんて、言っても無駄だって事は、これまでの人生でイヤって程思い知っている。
なのに沸き上がる失望感。
家族に対する期待感が、私はいまだに拭えていないらしい。
愚かな事に。

失望感にまみれながら、どうにか話をして電話を切った。
今は子供時分と違い、実際の物理的な距離があるからその辺りは精神的に楽だ。

その後、姉からメールが来た。

「大変でしたね。来年までの場繋ぎ的なバイトならば、私の方でも紹介できますよ。今度、美味しいものでも食べに行きましょう」

これまで私に対して両親と同じくらいに、いや、それ以上に干渉をし、私を縛り付け言いなりにさせようとしていた姉。
その姉からはじめて受けた肯定的な言葉。

驚いた。

今のこの状況での姉の一言がありがたい。
母の言葉は予想はついていたにもかかわらず、やはり心が傷つけられたので。