選択‐2

その選んだ人生のままに生きて行くしかないのだ。人というものは。
「選ばなかったもう一つの可能性の私」に思いを馳せる時もあるかもしれないが、でも、今生きているのは今のこの自分なのだから、そんな事を思っても何になる?
その時々で選択できる範囲の中から選択できるモノを選択し、そしてその範囲内で精一杯生きるしか、ないのだ。

それでも、その選択の幅をより大きくしたいと。そう願う。
自分の生活をより快適でより豊かなものにしたいという欲求を、人は持っているものだから。
だから戦う。
より大きなものを掴む為に。