思うに…

今回の下記の件で思った事。

その一
自分の発言に責任を持つ意味でも、下調べはきちんとしていきましょう。

質問の答えを返せなかった前任者N。
その問題の言葉はNがクライアントに配付をした資料の中に載っており、しかもその資料を作成したのは当のN本人だったのだ。
資料を見せてもらったが、中身はどこぞの本からそのまま転記したようだった。(クライアントの説明でも、Nはそう語っていたという事だった)

写すのは別にいい。(ただ、Nの作成した資料には参考文献が未掲載の上に、無断転載をした問題は残るが)
しかし資料をクライアントに配付をして、その資料を元に説明を行うのだから、書いてある文章の中身については把握をしていないと、意味はない。

N「○○をするたびに、必ず××をしてください。毎回する事が大切です」
クライアント「××って、何ですか?」
N「…わかりません」

目に浮かぶようだ。ああ…。(恥)
反面教師。気を付けよう…。

そして、その二
やたらとカタカナ言葉を使うのは止めましょう。

ネットで問題の言葉を検索をしたら、山程ヒットした。
行政のサイトのページもあり、中には企業の主婦向け広告のページもあり。

いつの間にあんな言葉が使われ出したのか?
しかも今回20数名がいたにもかかわらず、誰一人としてその言葉を聞いた事がないという事は、まだまだこれは常識的に使われている言葉ではないという事だ。

英語をカタカナ言葉にそのまま直して使うのではなく、きちんと日本語を使うべきだ。
そのままカタカナに直しても、その言葉が何を意味するのかが多数の人間にわかるのでなくては意味がない。
日本語にその言葉を意味する言葉がないのならば、仕方が無いかもしれない。
しかしそれでも、言葉を日本語化する努力は忘れてはならない。
「誰にでもわかりやすい言葉を使う」
コミュニケーションの第一歩。

まあ、原語(今回の場合は英語)をそのまま使うのも、専門家にとってはその言葉の意味(語源など)がより明確にわかるというメリットがありますが。
でも、カタカナ言葉では綴りがわからないから、やっぱり意味がないと思う。