小説のネタになりそうな夢

小説のネタになりそうな夢をみた。

夢の中で、私には仲間がいた。
黒い服を着た、二十代後半の若い男と、やはり全身真っ黒の、雄の黒猫。
私は何者かに狙われていて、私を守る彼らと共に逃げ続けていた。

ちょっとした隙に私達は捕らえられ、男と猫は薬で眠らされる。
とたんに猫は、豊かなたてがみをもつ、黒いライオンに変化する。

私たちを捕らえた者たちは、男とライオンに暗示をかける。
そして彼らは、私の事を忘れていく。

一回眠る度に、私という人間の存在を忘れていくのだ。