LOVE

色々と考えなくてはいけないことがある。
日記に書いて吐き出したい事がある。
でも、ネット上に公開されるという事を考えると、書けない事が多いという事に改めて気がついた。
読む「誰か」の事を意識する。
思った事の全ては書けない。
でも、こういう場がなければ私は自分を出す事は出来なかっただろうから。
それを考えたら、たとえ制約付きでもよしとしなくては。ここに書けるというだけで、随分気持ちが楽になった。
どこまで書いてどこから書かないか。
そのうち書く事に慣れてきたら、この辺りのバランスも取れるようになってくるだろう。

サイトＴ。掲示板に管理人が書き込み。久しぶりの事だ。
何かをする元気がでたのか、何かしなくちゃとあがいているのか。きっと後者だろう。
彼女に何か言いたいが、言わない。メールも掲示板への書き込みも止め。
だれの声を聞いても、今は責められているような気がするだろうから。

違う。誰も貴女の事を責めたりしていない。
貴女の居場所は確かにここにあるよ。
大丈夫。みんな貴女の事を愛しているから。
ここにいて欲しい。自分で自分を消そうとしないで。
私などでは、しょせん貴女の生きる理由にはなれないのはわかっているのだけれど。

この日記を彼女が読む事は決してないからこそ言える言葉。
なんて陳腐で無力な言葉。どうしてこんなに人って非力なんだろうか。
人の苦しみなんて、しょせん他人になんか理解できるものではない。そんな事、自分自身の身体で知っている。
苦しいのは彼女。比較をするまでもなく、苦しんでいる本人は世界で一番苦しい。なのに、その苦しみに耐えてくれ、なんて。
苦しみに耐えかねて、かつて自分を消そうとした事のある私が。
なんて傲慢なんだろうか。

それでも、貴女にここにいて欲しいのだと。

ごめんなさい。私はこんなに我がままです。